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経営

2015年07月23日

バッファ | バッファが命綱になっているような案件はやりたくないですよね

バッファとはバッファーともよばれ緩衝といった意味合いの言葉です。会社用語としてのバッファはこの緩衝といった意味に注目し、余裕とかいざという時の余力といった意味でつかわれます。英語ではbufferと表記されます。

さて、「バッファを見て先方とはこのスケジュールで握ります」などという会話を聞いたことがあるでしょうか?この会話の意味は、「(ある程度の余裕を見て)先方にはこのスケジュールを提示し、それで約束をします」といった意味合いになります。

どのような仕事であってもトラブルや予期せぬ手戻りはつきものです。そのような際に、何の余裕もないカツカツなスケジュールを組んでいたとしたら、どうにもならない危険性が出ててしまいます。

そのような状態を避けるためにある程度の余裕を見ておくことを「バッファを持って」と表現するのです。
  • IT用語として
もともとバッファはIT関係の用語で、一時的にデータを蓄えておく領域のことを指す言葉でした。どうして一時的にデータを蓄えないといけないのかについて説明を始めると、IT用語集になってしまうので詳しくは説明しませんが、IT関係の機器はその種類によって処理のスピードに大変な差があるため、そのままデータをやり取りすると処理が遅いほうがパンクしてしまう。そのため、いったんデータを蓄えておいてそれを徐々に処理するといった事が行われていました。

そして、そのデータを蓄える領域をバッファ領域と呼んでいたのです。

会社でもすごく仕事が早い上司からどんどん指示を受けていたらパンクしてしますよね?その為、いったん案件受付箱的なものを用意してそこに仕事をためておくといったイメージです。

そこから転じて、全体が円滑に進むように持つ余裕のことをバッファと呼ぶようになったのです。

なお、もともとIT屋さんの言葉なので、IT屋さんはかなり高齢の方でもこのバッファといった言葉は通じる傾向にあります。



keieimanga at 01:00|PermalinkComments(0)

2015年07月22日

ゼロベース | 一旦すべてのモノを白紙にして改めて考えるのです

ゼロベースとは、ゼロから、ゼロの状態から物事を検討しなおすことを指す言葉です。ゼロをベースに考えるといった意味合いなのですね。

と、ゼロベースと言いますが、なかなかゼロベースで考えるのは難しいのが現実です。どのようなことであれ、それなりの年月続いているような物事は、先人の英知を集めて動いています。

それを、本当にゼロベースで考えようとするのならば、先人たちが積み上げてきた英知といった資産を全く利用せずにゼロから考え直すといった事になるのです。

本当にゼロから論理を組みなおす場合、それは非常に手間ヒマがかかる事柄となり、多くの人は無意識にこの様な考え方を避けて、前例を元に『改良』するといった選択肢を採りがちです。

もっとも、ゼロベースで考えた結果、現行と同じ動きが最適解であったなどとなってしまうと、『車輪の再発明』的な感じで大きな無駄だけが生じてしまいますからね。
  • ゼロベースで考える
さて、少しばかりゼロベースに対して批判的な書き方をしましたが、ゼロベースで考えるといった事が非常に有効に機能することもあります。

このゼロベースで考えることによって常識や慣習を一旦白紙に戻して考えるので、非常に本質的な『革新』が生じることがあるのです。

とはいえ、何もかもをゼロベースで考えていたらどれだけ時間があっても足りませんので、メリハリをつけて、ゼロベースで考えるところ、前例を踏襲しながら改善を行う所にしっかりと切り分けて考えていく必要があります。

カタカナ用語大全

keieimanga at 22:16|PermalinkComments(0)

2015年05月21日

管理部 | 間接分野のよろづや的存在です。専門部署が設置されたら仕事を譲ります

管理部とは会社の業務にかかわる内容を管理する部署のことです。総務部人事部経理部がを組織上おいていないような会社では、この管理部がそれらの仕事を実施します。(管理部の下に総務課、人事課、経理課といった部署を置く場合もあります。)

このような場合、管理部は間接部門を取り仕切るといった業務が割り当てられるので非常に広範な仕事範囲となります。

言い換えると、お客さんに売りに行く、売り物を作る以外のことは全部やるといった仕事の割り振りになるのですね。

  • このような部署なので
と、このように管理部が設置されるような場合、企業の間接業務を取り仕切るといった位置づけとなります。

ただし、「うちの会社は法務関係が非常に重要であるから、総務部は別に置こう」とか「人材の育成はうちの会社の生命線だから、別に人事部を設置しよう」などと、間接部門の仕事を行う特別な部署を設置するケースもあります。

その場合、管理部は新たに設置された専業の部門にその仕事は譲ることとなります。

  • ○○管理部
なお、このような一般的な管理部ではなく、営業管理部とか製造管理部といった風に○○管理部といった名前がつく部署が設けられるケースもあります。

このような場合、営業とか製造業務にかかる管理業務を行う部署となります。

会社の部署


keieimanga at 08:01|PermalinkComments(0)

2015年04月06日

出向 | どのような位置づけの命令であるかは文脈で判断する必要があります

出向とは、ある従業員さんが元の会社の従業員でありながら、別の会社の指揮命令系統に入り、そちらで勤務することを指す言葉です。

元の会社の従業員のままで(籍が残る)、別の会社の指揮命令系統に入る(上司や部下は別の会社の人)といったモノです。

例えば、田中さんが埼玉県にあるパンの商品を企画するA社で会社で製品の企画をしていたとします。この時、田中さんが別会社であるB社の野田工場(千葉県)に、技術担当として赴任したとします。

あくまで田中さんはパンの商品を企画するA社の従業員ですが、実際の仕事はB社のパン製造工場で工場長の指揮命令に従って行うといったモノになります。

この場合、所属はA社のまま、B社で働くといった形になりますよね?こういった状態を指して出向すると呼ぶのです。

このように、出向とは別の会社の指揮命令系統で勤務するといっただけの事なので、ネガティブなイメージが有るかもしれませんが、別に出向という言葉自体にネガティブな意味合いはありません。

これに対し、A社内で商品企画部から製造部である工場に移るのは配置転換と呼ばれます。
  • どのような出向であっても認められるわけではない
とはいえ、「キミは子会社に出向だよ!」などと言われると、なんだか左遷みたいなイメージがあり、若干ではありますがネガティブなイメージが出てきます。

さらに、元の会社に籍があるとはいえ元の会社の指揮命令系統に戻れるかどうかの保証はなく、いわゆる片道切符(行ったっきりで戻れない)である可能性もあります。

そのため、出向命令は人事権の行使であるとされているものの、それを濫用することは許されないとされています。具体的には、業務上の必然性がないにもかかわらず本人にとって不利益な場所に出向させるといった事はダメであるとされています。

前述のパン工場の例ならばなんとなく認められそうですが、A社でパンの商品企画をしていた田中さんがB社のパン工場ではなく、遠方にあるC社の石川県の金沢事務センタで伝票のチェック係をするような出向は怪しいです。(埼玉から転居が必要となるので本人の負担は大きいですし、必然性が無ければ基本的には望ましくないですね)
  • とはいえ
とはいえ、子会社に出向することにより、本社ではなかなか経験できないような組織全体を統括するといった経験を積ませ、いわゆる出世街道にする場合もあります。

但し、いずれにしても出向する人にとっての影響は非常に大きなものとなるので、雇用する側は慎重な運用を心がけたいものです。

また、雇用される側で理不尽な出向命令を受けた場合には専門家に相談するといった選択肢があるという事を心に留めておいてもらえればと思います。

人事で言われる言葉あれこれ

keieimanga at 22:44|PermalinkComments(0)

2015年03月05日

降格処分 | 懲戒としての降格処分はかなり重いものになります

降格処分(降格)とは、懲戒処分の一環として行われる場合、かなり重い罰であると考えられる物になります。例えば、部長が課長になったり、主任が一般社員になったりと一旦上がった職位等が下がることを言うのです。

『降』、つまり降りる・下ると『格』、つまり地位・身分が組み合わさった言葉ですので、『格』を『降』すといった意味合い。言い換えると、格下げといったイメージの言葉になるのですね。
  • どの位重いの?
さて、この降格ですが弊サイトでは諭旨退職と出勤停止・停職の間に位置づけられます。諭旨退職の一段下に位置づけられるという事ですからかなり重い処分ですよね…

そして、資格や職位が下がるわけですからお給料もほぼ全てのケースで引き下げられることとなります。その意味で10分の1くらいまでしかお給料を減らすことができない減給よりも重い処分であると位置付けられるのですね。
  • 懲戒処分であるとは限りません
このように重い処分ですが、降格になったからと言ってもそれが必ずしも懲戒処分であるとは限りません。例えば、組織運営上の理由によって部長から課長へ職位を下げる必要がある場合があります。

また、会社の肩書の記事で現場のリーダー、プレーイングマネージャー的な位置づけとなる係長と、管理職的な位置づけが濃い課長がいると説明しましたが、このように職位ごとに求められる能力は異なってくるのです。

そのため、係長としては抜群の能力実績を持った人が、課長になった途端にイマイチになるといったケースは起こりうるのです。

そのような場合に、降格になってしまうからとその人を課長のままにしておくと、その人にとっても不幸ですし、組織にとっても損失になってしまいます。

このようなケースでは適材適所に置くための人事として降格はあり得ますし、それが悪い事と一概にはいう事はできません。

懲戒処分あれこれ

keieimanga at 21:30|PermalinkComments(0)