役割
2015年04月29日
経理部 | 縁の下の力持ち。会社の活動の結果生じるお金の流れを管理します
経理部。ほとんどの会社に存在している非常にメジャーな『部』であると当時に、企業で働く多くの人は営業部や製造部、販売部といったいわゆる『現場』に出て仕事をする事が求められるため、イマイチ何をやっている部署であるかわかりにくいところだと思います。
とはいえ、非常にメジャーな部署であるため、「会社のお金について管理するんでしょ?」位にはみんな把握しているという、なんとなく感が凄くある部署なのですね。
まず、お金について管理するというのですから、現金や預金の残高については経理部が管理することになります。そのため、銀行印を経理部が管理していたりする事があったりします。
また、経費の精算(組織によっては総務部が扱う事もあります)や売上の入金確認、仕入の支払業務といった、営業部や販売部の人たちの活動の結果生じたお金の流れについて管理するといった仕事もあります。
こういった仕事は、それぞれの人が行うよりも、ある程度の量にまとめて処理した方が効率が良いですし、お金を扱う人を限定することによってお金回りの事故が起こる可能性も減らせます。(もちろん経理部内でも事故が起こらないように多重チェックする、多額のお金を動かす際には部長よりも上位の人の(専務や常務、場合によっては社長)の決裁を受けるようにするといった対応が大切です。)
このように、お金の流れについて把握し、管理するというのが経理部の大きな仕事になるのです。
さらに、お金の流れがすぐには発生しない債権や債務についても経理部が記録していくことになります。例えば、「じゃあこの仕入の代金100万円は1か月後に支払うよ」と購買部の担当者が取引先と約束してきたとします。
この際に、経理部では
(借方)買掛金100万円(貸方)仕入100万円
といった風に記録するのです。(こういった記録を簿記と言います)
そして、この記録を定期的に集計して、財務諸表を作成し、利害関係者(ステークホルダー)に報告するといった事まで行うのです。いわゆる決算というやつですね。
これに対して将来を見据えて、これから発生するであろう事柄、より儲けるためにはどうしたらよいかを考えていく管理会計という分野もあります。
究極的には組織内でどのような仕事分担になるかによりますが(そして管理会計はやっていない組織も多いですが)、このような領域の仕事まで行う場合もあります。
あなたの会社の経理部はどのような仕事をしていますでしょうか?
会社の部署
とはいえ、非常にメジャーな部署であるため、「会社のお金について管理するんでしょ?」位にはみんな把握しているという、なんとなく感が凄くある部署なのですね。
- お金について管理するという事
まず、お金について管理するというのですから、現金や預金の残高については経理部が管理することになります。そのため、銀行印を経理部が管理していたりする事があったりします。
また、経費の精算(組織によっては総務部が扱う事もあります)や売上の入金確認、仕入の支払業務といった、営業部や販売部の人たちの活動の結果生じたお金の流れについて管理するといった仕事もあります。
こういった仕事は、それぞれの人が行うよりも、ある程度の量にまとめて処理した方が効率が良いですし、お金を扱う人を限定することによってお金回りの事故が起こる可能性も減らせます。(もちろん経理部内でも事故が起こらないように多重チェックする、多額のお金を動かす際には部長よりも上位の人の(専務や常務、場合によっては社長)の決裁を受けるようにするといった対応が大切です。)
このように、お金の流れについて把握し、管理するというのが経理部の大きな仕事になるのです。
- お金の流れを管理するために
さらに、お金の流れがすぐには発生しない債権や債務についても経理部が記録していくことになります。例えば、「じゃあこの仕入の代金100万円は1か月後に支払うよ」と購買部の担当者が取引先と約束してきたとします。
この際に、経理部では
(借方)買掛金100万円(貸方)仕入100万円
といった風に記録するのです。(こういった記録を簿記と言います)
そして、この記録を定期的に集計して、財務諸表を作成し、利害関係者(ステークホルダー)に報告するといった事まで行うのです。いわゆる決算というやつですね。
- 既に発生した事実を管理します
これに対して将来を見据えて、これから発生するであろう事柄、より儲けるためにはどうしたらよいかを考えていく管理会計という分野もあります。
究極的には組織内でどのような仕事分担になるかによりますが(そして管理会計はやっていない組織も多いですが)、このような領域の仕事まで行う場合もあります。
あなたの会社の経理部はどのような仕事をしていますでしょうか?
会社の部署
keieimanga at 07:10|Permalink│Comments(0)