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処分

2015年03月08日

減給 | 言うほど沢山お給料を減らすことはできないのです

減給とは、その名の通りお給料を減らすという事を言います。懲戒処分で行われる場合、出勤停止降格といった実際に金銭的な面で収入が減る事となる他の罰よりは軽いけれども、けん責や戒告といった怒られるだけの罰よりは重いといった位置づけとなります。

「そうはいってもかなり減給されるんでしょ?こち亀の両さんなんかは減給処分で逆にお金を払っていると言われてましたし…」という風に考える方もいるかもしれません。

しかし、法律に則って行われる減給処分はそこまで重い処分を行う事はできません。というか、労働者の生活を脅かすレベルの罰を許容していたら、労働者を守るといった理念を持っている労働基準法として「それってどうなの?」と言われてしまいますからね。
  • どれだけの処分になるの
最も重い処分について例を挙げてみます。この例を見ていただければ、思ったほどきついお仕置きにはならないという事がわかってもらえると思います。

まず、一日当たり10,000円、月に直すと200,000円のお給料をもらっている人がいるとします。

この人に対してできる最大の減給処分は、

一回当たりの額の上限 →平均賃金の一日分の半額

総額の上限→賃金総額の十分の一

つまりこの人は、一回当たりの減給処分の上限は5,000円。総額で20,000円以上は減給されないという事です。

どうでしょうか?意外と軽いと思いますか?

でも、このような減給処分を受けるという事は、会社側としては「言ってもわからないなら…」とか「言葉だけではなく実際に罰を…」という風に考えているという事になります。

いずれにしても、この段階で行動をあらためなければ出勤停止、降格、そしてひいては諭旨退職懲戒解雇につながってきてしまうのです。

懲戒処分あれこれ

keieimanga at 19:42|PermalinkComments(0)

2015年03月07日

出勤停止 | 会社に来なくていいよという停学的な処分です

懲戒処分としての出勤停止は従業員の就業を禁止、就業を禁止している間はお給料を支払わないというものです。俗に停職とも言われます。この言い方は停学といったイメージですね。

出勤停止を懲戒とは関係なく通常の業務命令として命ずることも可能ですが。この場合は賃金の支払いは必要となります。

さて、懲戒処分として出勤停止を命ずるときには就業規則にその旨の記載がないとできません。
  • 出勤停止の後は
さて、出勤停止は相当に重い懲戒処分となってきます。この上には、降格処分諭旨退職懲戒解雇が控えるだけとなるのでもしこのような処分を受けてしまったとしたら、かなり旗色が悪くなってきます。

会社側としては、このような出勤停止処分を行うといった場合には、ある程度その先の解雇をにらんでの動きであると考えられるので(いきなり解雇といった懲戒処分をしようとした場合、会社側は他に代替策が無かったのかを問われるので、順を追って処分を重くしていくという事が行われます)、その会社に残りたいのであれば、かなり劇的に変わった(会社の価値観で見たときに)事を示す必要が出てきます。

もっとも、あくまで一般論ですが出席停止処分を受けるような場合、会社の価値観とその処分を受けた人の価値観が沿っているとは言えないと思いますので、新天地を探す努力も並行して行っていくことをお勧めします。

あなたが輝ける場所はそこだけではないので、価値観が合わないのであれば価値観の合う場所をさがしたほうがいいと思います。

自らの強みを、その強みが発揮できる場所で活かすというのが、経営学の偉い先生が言っている事の一つの結論ですので、自分の強みが発揮できない場所で戦うのはあまり得策ではありませんからね。
  • 会社側としては
会社側としては、このような重い懲戒処分を下す訳ですから、粛々と解雇に向けて回りを固めていくといった段階に移っていると考えられます、

この場合、社員間で平等に処分をする。「A氏は許すけど、B氏は許さない」といった不平等な扱いをしない、合理的な処分基準を作る、弁明の機会を与えるといった基本に忠実に行っていく必要があります。

そしてもちろん、就業規則で懲戒処分ができるように規定されているのは前提状態となってきます。

懲戒処分あれこれ


keieimanga at 16:49|PermalinkComments(0)

2015年03月05日

降格処分 | 懲戒としての降格処分はかなり重いものになります

降格処分(降格)とは、懲戒処分の一環として行われる場合、かなり重い罰であると考えられる物になります。例えば、部長が課長になったり、主任が一般社員になったりと一旦上がった職位等が下がることを言うのです。

『降』、つまり降りる・下ると『格』、つまり地位・身分が組み合わさった言葉ですので、『格』を『降』すといった意味合い。言い換えると、格下げといったイメージの言葉になるのですね。
  • どの位重いの?
さて、この降格ですが弊サイトでは諭旨退職と出勤停止・停職の間に位置づけられます。諭旨退職の一段下に位置づけられるという事ですからかなり重い処分ですよね…

そして、資格や職位が下がるわけですからお給料もほぼ全てのケースで引き下げられることとなります。その意味で10分の1くらいまでしかお給料を減らすことができない減給よりも重い処分であると位置付けられるのですね。
  • 懲戒処分であるとは限りません
このように重い処分ですが、降格になったからと言ってもそれが必ずしも懲戒処分であるとは限りません。例えば、組織運営上の理由によって部長から課長へ職位を下げる必要がある場合があります。

また、会社の肩書の記事で現場のリーダー、プレーイングマネージャー的な位置づけとなる係長と、管理職的な位置づけが濃い課長がいると説明しましたが、このように職位ごとに求められる能力は異なってくるのです。

そのため、係長としては抜群の能力実績を持った人が、課長になった途端にイマイチになるといったケースは起こりうるのです。

そのような場合に、降格になってしまうからとその人を課長のままにしておくと、その人にとっても不幸ですし、組織にとっても損失になってしまいます。

このようなケースでは適材適所に置くための人事として降格はあり得ますし、それが悪い事と一概にはいう事はできません。

懲戒処分あれこれ

keieimanga at 21:30|PermalinkComments(0)