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役職序列

2015年05月28日

CHO | 人に関することの最高責任者です

CHOとはChief Human Officer(チーフヒューマンオフィサー)の頭文字を取った役職で、最高人事責任者など言われる言葉です。

と、このように書くと「あれ?人事部長っていう役職があったよね?」と思う方もいると思います。確かに人事部長という役職もありますが、このCHOは人事部長よりも上位の役職であると解されるのです。
  • 人事部長対CHO
例えば、人事部長は人事部の部長です。そして、人事部は(実体としては権限を持っていますが)あくまで会社の一部署であり、他の部署への遠慮も出てきます。

営業部経理部の部長と人事部長は(一応は)同格であり、経営上望ましい判断であるとしても、それらの部署のエース級の社員を人事異動させる事はなかなか難しいのです。

しかしながら、CHOはいわば役員級に位置づけられており、企業の中の一部署ではなく、企業全体を良くするために人的資源をどのように活用するかについての戦略を実施していく事が求められる役職となります。

そのため、「○○という部署に行ったら、その後は一旦出向し、その上で本社に管理職して戻ってくるんだよ」などといった不文律にとらわれずに、経営戦略に従って、必要である部署に必要な人材を配置するといった人事を行う必要がCHOには求められます。
  • と言っても
とはいえ、CHOはそれほど浸透している役職ではありません。また、そういった役職を置く法律上の根拠もありません。

また、人事部長が、上で述べたような企業戦略を元にして人事を司っているようなケースも多いため、わが国ではそれほど定着している肩書ではありません。

外来語の肩書

keieimanga at 07:56|PermalinkComments(0)

2015年05月25日

CKO | 知識の活用こそが企業の競争力の源泉です

CKOとはChief Knowledge Officer(チーフナレッジオフィサー)の頭文字を取った肩書で、最高知識責任者などと訳される役職です。

CEOCFOなどと比較すると知名度の点で決定的に知られてない感じがしますが、企業内部の知識を司るといった非常に重い立場の人となっています。

知識が企業の競争力の源泉であるといった考え方は今日ではだいぶ受け入れられてきましたが、その知識を司る為の責任者を設けようといった発想から設置される役職です。そのため、このCKOは役員クラスの偉い人が持つ肩書とされています。 

というのも、知識を司るなどといった非常に大きな権限が与えられそうな肩書なので、(何といっても最高、責任者といった非常に強い言葉が使われていますからね)やはり社内でそれなりの能力や権威を持った人物が担当すべきなのです。
  • と言っても
とはいえ、このCKOは法律上の取締役に該当するといった事はありません。その為、本質的には会社内で呼び合っている肩書きにすぎないのです。

しかし、上述した通り『最高知識責任者』ですから、取引先でそういった肩書の人が登場したり、(転職や就職で)組織に入りたてでよく分からない状態の時に、CKOなる人が出てきたら「ああ、この人は偉い人なんだぁ」と考えて接しておけば大丈夫です。

一応、海外では単なる役員ではなく、副社長クラスの上級役員がこの役職に就くことが多いとされています。それほどまでに、知識が競争力の源泉であると考えられているのですね。
  • 情報の活用
さて、あなたの会社の営業部には非常に有用なノウハウや知識を持っているとします。しかしそのような知識は営業部の中の第三営業課のみでしか活用されていないとします。

このような状態では、そのノウハウや知識は会社の財産ではなく、第三営業課の財産でしかありません。

その為、このような価値あるノウハウや知識を全社的に共有し企業価値の向上に役立たせていくといった事が必要となるのです。

もちろん、第三営業課の課長さんにとっては、自分たちの持っているノウハウや知識をいくら会社のためといった大義名分があるにしろ放出するわけですから非常に抵抗感があると考えられます。

(というか、自部署内で知識やノウハウを独占し、またその事実を伏せておきながら自部署だけが高い業績を享受するといった態度が組織内での最適な立ち回りであるケースは多いです。

特に実力主義の名の下に業績評価を行うような組織においては、高い業績を上げる根本のノウハウは生命線となります。この視点に立つとき、そのようなノウハウがある事を悟らせてはならないのです。

そして、そのような知識やノウハウが自部署内にあると、社内に気づかせてしまった第三営業課の課長さんにとって、ノウハウの公開以外の選択肢はありません。抵抗するだけ社内での立場が悪くなりますからね。)

そのため、CKOはこのようなノウハウを積極的に公開する誘因を作るであったり、そのような企業文化を醸成することも仕事のうちなのです。

外来語の肩書

keieimanga at 23:11|PermalinkComments(0)

2015年04月19日

CFO | 財務や会計に強い人材であると明確に示す肩書です

CFOとは、最高財務責任者、Chief Financial Officerの頭文字を取った略称で、その名の通り、財務の最高責任者であるとされる役職です。

そしてこの役職はCEOの下で、COOが業務執行を司るのと同様に、財務関係の業務を経営的な視点から見たうえで司るのです。

と、このように書くと「じゃあ我が国における経理部長とか、財務部長。場合によっては本部長といった役職に近いね」と考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、これらの役職のさらに上位者であると考えてもらえれば間違いないと思います。

例えば、財務を担当している取締役であったりといったイメージで、雇われ人というよりも役員。つまり完全に経営側の人間であるといったイメージになるのです。
  • CFOというと
あくまでイメージですが。CFOというと、従来良く使われている役職である経理部長さんとかと比較して、経営戦略にまで精通している役員といった感じが出てきます。

専門的な資格で言うならば公認会計士を持っている、もしくは、大学院等でファイナンス理論をしっかりと学んだうえで、実務も知っているといった感じになるので、経理部員からたたき上げてきて、経理部長になり、その後CFOになったといったイメージよりも、どこかで修行してきた人が落下傘的に就任するといった感じになります。

もっとも、なんとなく見栄えがいいからといった感覚でこのCFOという肩書を使っているケースも多々ありますし、あくまで肩書はその会社内で勝手に名乗るモノですから、社長とCFOだけの会社というのも存在します。

その為、一応は偉い人が出てきたという雰囲気でいれば間違いないとは思いますが、本当にその人が権限を持っているかどうかについては、注意して見ていく必要があります。

外来語の肩書


keieimanga at 22:18|PermalinkComments(0)

2015年04月09日

聞きなれないかもしれない肩書 | 略称で言われている肩書きにもいろいろあります

日本語での会長常務といった肩書はある程度なじみがあると思いますが、世の中にはこういった聞きなれた肩書の枠に収まらない人たちがいます。

例えば名刺交換をした際に、CEOという肩書を付けている人がいたとします。さすがに有名な肩書なのでご存知の方も多いと思いますが、「ちーふえぐぜぐてぃぶおふぃさー?なにそれ美味しいの?」といった風に感じる人もいると思います。

このように、世の中には聞きなれない肩書を付けた人がたくさんおります。

従来であれば社長や専務、常務といった聞きなれた人たちの偉い順について気にすればよかったものが、こういった聞きなれない肩書にも配慮しなければならない時代となったのです。
  • 偉い人の肩書を並べてみました
それでは、略称で言われている肩書きを偉い順に並べてみました。

CEO 執行役員(執行役員のうちでも筆頭者・責任者)

CFO COO 執行役員(CFOは財務の責任者、COOは業務の責任者)

CKO CHO 知識やノウハウ担当役員とか人事担当役員

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役員級の壁(上記役職は我が国では法律上の役員ではありません)
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部長

こんなイメージとなります。もちろん厳密なものではありませんがC○○のCはChiefの頭文字をとったものとなる為、その業務を担当するのではなく、司るといったイメージになるのです。

そのため、単に人事部長や経理部長といった風にその業務を統括するといっただけではなく、経営の視点から戦略的に仕事を進めていく地位になるのです。

とはいえ、別に取締役執行役のように会社法上で決まっている役職ではないため、このような肩書がついているからと言って本当に権限を持っているかどうかは別のお話になります。

まあ、結局は肩書ではなく人を判断しなければならないというお話になってしまうのですが、それを言い出したら会社用語マニュアルの意味が無くなってしまうので一般的な偉さの順番を示してみました。


 

keieimanga at 22:41|PermalinkComments(0)

2015年02月16日

偉い人の世界 | 法律上ではどんな種類の偉い人がいるのでしょうか?

社長とか専務常務といったいわゆる会社内での役職については一般的な権限やいわゆる偉さのイメージが付くと思います。

(分かりにくい方はコチラに偉さ順のランキングを載せてあります。)

 しかし、会社ではこういった誰でも知っている偉い人だけではなく、役員さんという偉い人の集団もいます。執行役とか、取締役、監査役、会計参与。聞きなれない言葉ですが、現在の会社法ではこのような人たちを規定しています。

この種の偉い人集団は会社が勝手に任意で置いているわけではなく、会社法に根拠があるという大変権威のある人たちなのです。

以下、会社法に根拠がある偉い人たちの役職を紹介します。

取締役

監査役

執行役

会計監査人

会計参与

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会社法上の役員と自称役員の壁
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執行役員

これらの人たちは、株式会社の機関設計によっては、いたりいなかったりするので注意が必要ですが(取締役一人というのが最小の機関設計です)、こういった肩書の人たちは例外なく偉い人なので、それなりの敬意を払いましょうね。


keieimanga at 21:41|PermalinkComments(0)