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難しい言葉とお付き合い

2017年11月14日

当て馬 | 当て馬にされると不快感が出ますよね

当て馬とは牧場などで、本来種付けをしたい馬がスムーズに種付けを行えるよう事前にその準備をさせるための馬のことを言います。ここから転じて、相手の内情を探るために仮として出される人や、内々にはどこと契約しようかと決めているにもかかわらず、相手をけん制するため見積もりを取る様な事を指すようになりました。

と言っても、厳密な使い方があるわけではなく、「本命じゃないのに気を持たせて何らかの行動をさせられる」といった様やその組織・人を指すぐらいのニュアンスです。
  • 例えば
例えば、取引がないけれどもある程度規模の大きなA社に、「今度〇〇をやりたいから見積もりを持ってきてよ」と頼まれたとします。

A社と取引関係を一旦作ることができれば今後のことも考え、企業として大きくなるチャンスだと考え、全社で調整を図ってかなり精緻な見積もりを作りこんでいったとします。

しかし、いざ見積書を提出してみるとどうも反応が良くない。そしてしばらくたつと、「あの案件はB社にお願いすることにしました」といった連絡が来る。

最初からA社はB社と取引をするつもりであったが、あなたの会社の見積もりを使ってB社をけん制し、値引き交渉に使ったみたいであった。

といった一連の流れで、「うちの会社が当て馬にされた」という風に使います。もちろんよくある話ですし、あなたの会社も同じようなことをやっているはずです。
  • 当て馬感が出ると不愉快に感じる
ただ、このようにありふれている行為ですが、あからさまに当て馬にされたと分かった場合にはおそらく、不愉快な感情が残るはずです。

このような感情は一回や二回では悪影響はなかなか出てきませんが、降り積もるとボディーブローのように信頼を損なっていきます。

その結果、「あそこはいつも、当て馬にするから適当に見積もりを出しておこう」とかそんな風になっていきます。

そのため、少なくとも相手にあからさまに当て馬にされたといった感情を抱かれないようにうまくやっていく必要があります。


keieimanga at 07:07|PermalinkComments(0)

2017年11月10日

泣き落とし | 相手を選べば効果が出る事もありますが、常用は禁物です

泣き落としとは、文字通り泣いたりして相手の憐れみを誘う方法です。こんな方法今時使う人がいるのかな?とおもう人も多いと思いますが、最終決定権がある人に対して実施すると意外に効果があったりします。

そして、この場合の最終決定権とはBtoCであれば消費者、BtoBであれば社長やその人の一存で決めることができる人になります。

例えば、100円のボールペンを買ってほしいのであれば、現場の担当者であっても最終決定権を持っていると考えられますが、100万円の機械であれば製造部長や製造課長といったしかるべき立場の人出ないと決めることができませんよね。
  • どの様な商売でも交渉事ですから
さて、最終決裁権限を持っていない人には効果が薄いと書きましたが、それはなぜでしょうか?

これは、組織の仕組みを考えるとわかると思います。

決裁権限を持っている事柄については、自分の一存で決定し、後で『報告』しておけばいいのですが、自分の決裁権限を越えている事柄については上長ないし、しかるべき権限を持った人間の『決裁』を得る必要があります。

そして、決裁を得るためには、稟議書を作ったり、起案書を作ったりとどうしてその意思決定をしたいのかについて『説明』する必要があります。

そして、その説明は通常は冷徹なコスト意識に貫かれている必要があるのです。

逆に言うと、あなたの部下から、「営業担当者がかわいそうだから買いたいです」などという『説明』があったらどうでしょうか?

普通の人ならば「それは説明になっていない。コストはどうなのか?導入した場合の効果はどうなのか?」といった風に尋ねるはずです。

しかし、上長からそれらしい理由で意思決定について『報告』ないし『情報共有』があっても特に突っ込まないはずです。

このように、組織の都合を考えれば、泣き落としをするなら最終決裁権を持っている人にすべきという事が分かるはずです。
  • 常用すべき手段ではない
とはいえ、このような泣き落としがいつでも通用するほど世の中は甘くはありません。確かに、しかるべき人に泣き落としをすれば、競合との差がわずかであって決めかねていた場合などに、最後の決め手にはなるかもしれません

しかし、このような手段を常用するような営業担当者は信用できませんし、そのような営業をさせるような企業も怪しいものです。

そのため、もし泣き落としを使うならば信用の前借をしているぐらいの認識をもって、最後の手段として使っていく必要があります。



keieimanga at 08:47|PermalinkComments(0)

2016年03月10日

帯同と同行 | 使い分けできますか?

帯同すると同行する。似たような言葉ですが意味合いがちょっと違います。

例えば、上司と一緒に客先に向かう場合には「上司と同行した」といった形に日報などの報告書には記載すると思います。

これを「上司を帯同して」とはあまり書きませんよね?

この辺のニュアンスは、『同行』の場合

相手=メイン
自分=お付きのもの

といった感じで

『帯同』の場合

相手=サブ
自分=メイン

といった感じになるため、「上司を帯同して」とは報告書などには書きにくいのです。普段使う場合は「部下を帯同し」といった形になると思います。

とはいえ、自分がメイン担当で上司にはついてきてもらっているだけの場合は「上司を帯同して」と書くこともできます。

相手=サブと書いていますが、この言葉自体で特にメインとサブには上下関係はないので、「上司を帯同して」と書いても厳密には失礼ではないのです。

しかし、日本語としては正しいとしても、その正しいニュアンスを理解してもらえないと「なんか生意気だぞ!?」と思われてしまうので、社内の文化を見極めてから報告書などの表現に用いるほうが無難です。


 会社で使う言葉を極めてお付き合いを円滑に 

keieimanga at 22:35|PermalinkComments(1)

2016年03月09日

ご来臨 | ぜひ参加してほしい時に使いますが、とても改まった言葉です

「ご来臨賜りますようお願い申し上げます」

ご来臨とは、人がある場所へ来ることを敬っていう言葉ですが、ほとんど書き言葉になっているため、ビジネス文書などではあまり使わない言葉になってくると思います。

かなり敬った言葉なので、「ご来臨」は「いただく」のではなく、「ご来臨」は「賜る」ものになります。

そのため、行政関係の賀詞交歓会とかかなり改まった席の招待状などで使われるようなイメージになります。

一般的には、「ご出席賜りたく」とか「ご出席していただきたく」といった言葉を使うことになります。

そして、来てくれた際には、「ご足労をおかけして」などと使う感じになりますね。

 会社で使う言葉を極めてお付き合いを円滑に

keieimanga at 22:30|PermalinkComments(0)

ご足労 | 自分がいるところに来ていただくときに使います

「本日は、ご足労をおかけして申し訳ありませんでした。」

こういった言葉を聞いたことがあるかと思います。この言葉は、誰かに、自分のところまで出向いてきてもらったことに対していう言葉になります。

例えば、本来自分が出向いていくべきところ、お客様に来ていただいたときに

「本日はご足労をおかけしました」というような感じの使い方です。

なお、自分(本来なら自分が行くはずのところ)の代わりにわざわざ出かけて行ってもらうときに使えるのか?といった 質問が良くあげられます。

ご足労という言葉は、この場合にも使うことができます。

例えば、上司に自分が行くべきお客様のところへ、代わりにあいさつに行ってもらった際に、

「ご足労お掛けして、申し訳ありません」と言うこともできるのですね。

まとめると、自分が出向くべきところ、相手に来てもらった、行ってもらったといった場合に使える言葉なのです。 

 会社で使う言葉を極めてお付き合いを円滑に 

keieimanga at 22:21|PermalinkComments(0)