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2015年08月24日

コミット | 実は色んな意味で使われている言葉です

コミットとは、約束や責任、義務と訳されるcommitmentを略して使われている言葉です。但し、日本のビジネス用語としてのコミットは、和訳された言葉というよりも、独自の意味を持った言葉になっています。

ビジネスの現場では「コミットする」などと使われるのですが、『取り組みに対して責任を持つ』とか、『積極的にかかわっていきます』といった意味合いとなります。不確実な将来に対する約束といったニュアンスが含まれているのですね。

この事から例えば、「Aプロジェクトにコミットします」と言えば「Aプロジェクトに責任を持って参加します」といった意味合いなります。
  • コンピュータ屋さんは
これらの例以外にも、同じ言葉で特別な使い方をする業界があります。それはIT業界、特にデータベースを扱うような業界です。

この業界でコミットというと、「一連の作業を成功として確定させる事」を言います。はい何のことかよく分からないですね。それなので少し解説をします。

データベース等を操作する際には、一連の作業を仮に行うといった事をします(トランザクション処理)。この処理は、コミットされるまで仮扱いとなり、一連の処理が正しく実行されたのであればコミット(確定)させます。逆に、一連の処理に問題が発生すれば、確定せずに処理前の状態に戻します。(ロールバック)

どうしてこのようにしないといけないかを例示します。

例えば、在庫管理システムを運用していたとします。あと10ケの在庫がある商品から3ケ販売したとします。

この時に

1. 在庫データから3ケ差し引く
2. 売り上げデータを作成する

といった一連の処理を行うとします。

無事に一連の処理が成功すれば問題は起こらないですが、何らかの原因で2.の処理が失敗したとしたらどうでしょうか?1.の処理で既にデータから3つの在庫を差し引いてしまっているので、元に戻さなければならないですよね?

この事を、実現させるために、一連の処理が完了するまでコミットしないといった仕組みを取り入れているのです。
  • コミットは
このように、コミットといった言葉には様々な意味が含まれています。誤解を生じる危険性がありますので、用いる時には、相手がどのような背景を元にその言葉を使っているかを考えていく必要があるのです。

カタカナ用語大全

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keieimanga at 06:08│Comments(0)カタカナ用語 

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